Episode.06「グリーン・ミステリー」



○2時間物のサスペンスドラマの要素を凝縮したような感じで、とても楽しく見ることができた。
   キャラクター・シナリオの展開(伏線の置き方も含め)すばらしかった。
   戦隊シリーズでこれほどの物を見た記憶がない。
   これからもこのようなレベルのエピソードが続いて欲しい。


○セン
   ・3つの顔を持つ男
      通常時:昼行灯+いたずら好き(エンディングのおまけにて)
      推理時:知性派(あばれはっちゃく流の逆立ちでの思考←脳に血液を送る?)
      戦闘時:激情型(正義の味方が自動車を相手に投げつけるか?)
    推理モードや戦闘モードを長時間続けすぎたら、オーバーヒートしたりして...


ジャッジメントで、デリートが許可されないこともある。
   前もってセンの推理や情報が宇宙最高裁判所に送られていたのだろう。
   デカレンジャーロボに逮捕用の装備がきちんとついていたことには好感。


○ジューザ星人ブライディVSリドミハ星人カーサス
   もし戦ったら、カーサスの方がより切れ味が鋭い刃を持つので、カーサスの勝ちか?
   (リーチも長そうだし)


○アリエナイザーの巨大化もありえる設定ができた。
   今回、エージェント・アブレラのコウモリによる巨大化が可能なことが判明。
      ブライディの血液検査で原因を突き止めれば、ワクチンのようなものは作れないだろうか?
      今回はテストケースだったので、正式版は性質が変わっているか。


●重箱の隅
   ●カーサスに切断された自動車
      水流で切断したのなら、周辺や自動車内外に水が散っていなかったのか?


   ●リドミハ星人は空気中の水蒸気を集めて水にする
      あれだけ大量の水を空気中から取り出すためには、かなり広い範囲を極低温にする必要がある。*1


   ●エスパー捜査官(ジャスミン)の存在。
      「嘘をついてもテレパシーで判明」という
      どうしても、推理やトリックと超能力や魔法の存在というのは(便利すぎて)相性が悪い。*2
      超能力捜査をすることへの制限事項とかがあるとか



*1:空想科学読本」のウルトラ水流関連の項(何巻かは忘れた)を参照

*2:そうしたことに挑戦した小説もあるけど...日本人作家では、栗本薫「消えた女官 マルガ離宮殺人事件」とか富士見ファンタジア文庫ソードワールド短編集の「デュダ」シリーズなど