第21話「紅い輝き」 (原作未読)
前回の闘いの続きから
アル
「ぼくは、アルフォンス・エルリックだ!」
自分が作り物ではないかという疑問で、動きの鈍るアル。
そこにスカー登場。
入れ墨の秘密を知っていると言うバリー。
バリーは証拠隠滅用の爆破装置を使い、その隙に研究所の奥に逃げる。
研究所の中に入るスカーとアル。
スカーは、エルリック兄弟の目的を聞き、アルに自分の過去の話をする。
死んだ恋人を復活させようとして、部族で禁忌とされる錬金術にのめり込み、
イシュバールの惨劇の中、全身に入れ墨をまとい消えていった兄のことを
ホムンクルスと遭遇。対決へ。
爆発で封印が解け130年ぶりに復活したと言う謎の男(グリード)登場。
他の牢内の多くの影に、このまま実験材料で終わるのかと呼びかける
かつての国家錬金術師・爆弾狂のキンブリ(紅蓮の錬金術師)が、牢から呼び出される。
成就の時が目前にせまったホムンクルスたち
エドとスライサー兄弟。
未来をはかなんで、「人間」として「自殺」する弟鎧。
兄鎧も、約束を果たしたら後に続くと言い、エドとともに奥へ。
緑色の狛犬風のキメラに続いて、キメラ化した(死刑になっていたはずの)タッカー登場。
ここでは、キメラなど表沙汰にできない実験を行っていた。
培養カプセルの中にある、ニーナに似た姿のキメラ。タッカーの姿は、失敗のため。
容器の中の多量の紅い水。
これを精製すれば、賢者の石になる。しかし、並の錬金術師では不可能。
エド:「おれは並の錬金術師ではないぜ。」
・現在と過去のさまざまな事件や登場人物、そして「紅い水」と「賢者の石」
これまでの伏線がつながりつつある。
次回も楽しみだ。
・展開が飛び飛びだったので、ストーリーの流れを再確認しなければならなかった。
ふだんは2回見ることはめったにないのだが、時間の関係などで混乱したため。
兄・弟・グリード・キンブイ・ホムンクルスたち と5ヶ所での同時展開
さらにスカーの過去の話の挿入
もう少し流れを整理してほしかった。
・スレイヤー兄弟
鎧のままで永遠に今の生活を続けたくない。
しかし、人間にもどれても、殺人犯の自分たちの生きる場所はない。
人間として自殺する弟と、約束を果たしてから後を追うことを誓う兄。
あまりにも態度が潔すぎて、とても凶悪な連続殺人鬼だったとは思えない。
鎧に魂を定着させる時に性格が変わった?
それとも、実は無実の罪だった?
・「紅蓮」vs.「焔」
もし実現すれば、熱い闘いになりそうだ。
・キメラタッカー
頭の向きは何とかならなかったのか?
人体錬成失敗の反作用ではしかたないか。
この視界に慣れるのは大変だったろうな。
・キメラなど表沙汰にできない違法な実験を行っていた第5研究所。
死刑囚が生存していたり、鎧人間化されたり....
ここが軍公認だとすれば、この一件の後、兄弟は追われる身になるのか?