第22話「さよならはいやだ」



○前回から2週間経過。
   ・雪におおわれた世界。気温は氷点下何℃くらいだろうか?
      温度低下のスピードが、かなり速い。
   ・赤外線反射物質におおわれた範囲は、どのくらいだろうか?
      これだけ温度が下がっていることからも、惑星規模でかなりの範囲に拡散していると考えられる。
      かなりのペースで放出されている。
         テラフォーミングマシンとしてかなり強力。
         前回も書いたが、
            太陽のフレアか何かの異常を、遺跡のシステムが予測。
               → 熱線への対抗策として放出。         ではないか?


○洞窟の名は「スターホール(流れ星が作った穴)」byシャアラ
   流れ星=ベル?
      シャアラにとって...最近はそうした描写は全くないけど。


○食糧不足
   ・備蓄が充分ではないことは、前回語られていた。
      以前作っていた畑はどうなったのだろうか?
         アダムが引っこ抜いた時以外、画面に出てこなかった。
         雪のため収穫前に全滅したのか?


   ●サツマイモ風の植物の群生発見により、解消したが...
      発見方法も含め、あまりにもご都合的過ぎる...


○パグー
   ・えさの問題
      入手可能な葉が少なくなってきたが、あのくらいの葉で足りるのか?
         パグーはアジアゾウと同じくらいの体格*1と考えられる。
         ゾウの1日の食事量は、1日あたり100〜200kg
      楽園に多くのパグーがいたが、食事量がゾウ並みならば、すぐに限界が来そうだが...


   ・パグーの楽園に降ろす時
      パグーの体重を軽めの3000kgと仮定した場合
         重力は地球と同じ。(東の森からは、それなりに離れているようだ。)
         動滑車が1つなので必要な力は、1/2になる。
         ロープ・滑車関係の質量と摩擦は無視する。  と言う条件で計算すると。
      必要な力の大きさは
         斜面の角度が30°なら、約7350N(750kg重)
         斜面の角度が15°なら、約3800N(390kg重)
      これだけの力を、あのメンバーで、しかもすべりやすい雪の上で、と考えると...すごい!
         ベルが、何人分もの力を出していたのか?
         綱引き選手権でもあれば、優勝間違いなし!
         (なお、重力が小さければ、必要な力は小さくなるが、ふんばりも効きにくくなる。)
         ※ 実際には、パグーもふんばるはずだし、木に巻いたロープの摩擦もあるので、かなり軽減はされているだろうけど。


   ・どうやって出て来たかという問題は、まだ残っている。
      「巨大鳥」説(ハワード)・「満月の晩に秘密の扉」説(シャアラ)とも笑えた。
      遺跡がらみで、転送された可能性もあるか。


   ・この「冬」が終わるまでは出番がなさそうだ。
      グロテスクな中に独特のかわいさがあった。
      彼らの生活の影の功労者だった。(力仕事・守護者)
      早く再登場してほしい。


○ベル
   滑車の利用など実践的な知識は相変わらず。


○アダム
   ・作中の2週間で、さらに語いが増加している。
      学習能力の高さは、テレパシー的な能力を持つからではないだろうか。
      基本的な能力の高さもあるのだろう。
   ・コールドスリープ前の記憶を持っていないのだろうか?
      遺跡の謎解明にも大きく結びつきそうなのだが...


○ハワード
   相変わらず、見ていて飽きない。
   雪崩後の白髪状態は、実際にそうなったのではなく、あくまで心理状態の描写ということで。
      雪崩による偶然の斜面の形成と、サツマイモ風食物群生の発見。
      立ち直った時の豹変さが、何ともいえない。
      それにしても、12回?
         よくつき合ったな。
         洞窟の中は1部屋のようなので、女子も逃げられなかったのか...




○次回は、カオルの過去が明らかになりそうで楽しみだ。

*1:アジアゾウは、体長6m前後(鼻を含む)、体高2.5〜4m、体重3000〜6000kg ※資料によってばらつきが大きい (アフリカゾウはさらに大きい)