第24話「誰?誰なの?」



●今回は納得の行かない展開がとても多かった。


●相変わらず寒さを感じさせない登場人物。
   息を白くするとか、ちょっと震えさせるとか表現はいくらでもあるはず。
   チャコが行動不能になるほどの寒気の中を外出しているとはとうてい思えなかった。
   なお、前回洞窟内ではマントを着用していなかったが、今回は着用していた。
      薪の節約をしていたのかもしれないが。


・チャコのエネルギー原は燃料電池
   低温で水素が作れない → 行動不能 となった。


・アダムとルナの超能力?
   以前に書いたように、体内に蓄積されたナノマシーンが脳波に反応して、何らかの電磁波を発したのではないか?


●遺跡の装置の仕組みが理解できているのか?
   ・シンゴがコールドスリープ装置のエネルギー(多分電気)でチャコを復活させたこと。
      極性や電圧などが合わなければ、チャコに致命的なダメージを与えたはず。
         確信があって接続していたのだろうか?
         チャコの記憶リセットのジョークがジョークにならない事態に...
   ・操作盤の意味が理解できているようだったが?


●結果的には助かったが、装置をいきなり破壊しようとするのは乱暴すぎ。


・アダムの両親の姿をしたもの。
   コンピュータ内のデータを元にして作られた、ナノマシンの集合体だろう。
   いきなりアダムを襲った理由は何だろう?


●赤外線反射物質の放出は、ただの装置の誤作動だった?
   「もう少しでお前の過ごしやすい環境になる。」はピント外れ。
      ボタン1つで解決とは...
      (妨害はあったけど)


・赤外線反射物質の放出が全惑星規模ならば、気温が回復するまでにかなりの日数がかかるはず。
   (作中では、あっという間に赤外線物質がなくなり、あおぞらになっていたが...)
   仮に、短時間で暖かくなったとしても、生態系に大きな被害が残るはず。
      絶滅する動植物が多数存在してもおかしくない。
      本来なら、短期間で食料となるような動植物が簡単に入手できる状態にはならないはず。
         (とはいえ、作中では簡単に回復してしまうのだろうな...)
   食糧問題は、まだ雪が残る間に氷室のようなものを作って昆虫風の動物の死骸を保存しておけば。


・この惑星の地理が判明した。
   将来的には大陸にあったテラフォーミングマシーンの中心を目指すことになるのだろうか?


・アダムの記憶がほとんどないことも気になる。
   遺跡の構造などは、ぼんやりとあるようだが...
   特に、両親の記憶が全くないことが。
      アダムの学習能力の高さから見て、年齢的な問題ではないと考えられる。
   何らかの封印のようなものがなされているのだろうか?
      この惑星の様々な謎の解明の鍵となるのだろうか?