PHASE 11「選ばれし道」 PHASE 12「血に染まる海」
・2話セットで、静と動のバランスとしては良かったかな。
・ロード・ジブリール
ブルーコスモス内での立場は、あまり強くないのか。
緒戦での作戦の失敗を責められて、物にやつあたり...
黒幕としては、あまり大物ではなさそうな印象だ。
・カガリ・ユラ・アスハ
やはり、完全にお飾りの立場(父親の人望が、いまだに高いゆえの地位)
相変わらず、直情的な言動のみ。
反対だけでなく、対案を出せなければ説得力なし。
本人は腹芸などできるわけもなく...
ユウナに結婚を迫られるが、アスランは宇宙の彼方。
・オーブの権力を手中に収めようとするセイラン親子
ミネルバを切り捨て、地球連邦に迎合。
オーブ側の艦長の姿勢は一服の清涼剤。*1
・ディアッカ・エルスマン
アスラン・ザラとの再会を心底喜び、また共に肩を並べて戦いたいようだ。
顔の傷がなくなっていた。
前作で、ストライクに復讐するまでは敢えて傷痕を残しているというような発言があった。
そのようなわだかまりが解消したため、治療したのだろう。
前作からの成長がうかがわれる。
・アスラン・ザラ
ザフトの公式の部隊からは独立した存在に。
セイバー*2でミネルバへ向かう
・地球上での開戦
「積極的自衛権の行使」:目的がいつの間にか変化し...(過去の歴史が語る...)
ザフトは地球上に拠点があったのか。(前作の後は、宇宙のみと思っていた)
・ミネルバ周辺の戦い
●地球連邦の、戦略上あり得ない行動
各地でザフトの攻撃を受ける中で、戦力を拠点から遠く離れた一隻の戦艦に集中する意味が理解不能
軍隊を統括する人物は?(ロード・ジブリールではないはず。)
モビルアーマー・ザムザザーは、その能力からもインパルスよりもミネルバに向かわせるべき。
小回りのきく機体ではなく、火力重視の設計に見える
その際、他のモビルスーツはインパルスの牽制に徹する
異常に打たれ強いミネルバ
前作のアークエンジェルもそうだったが、主役側の特権...
ザク系は砲台代わり(地球上での飛行能力の関係?)
数の差により追い詰められていたはずが、いつの間にか消えた地球側のモビルスーツ群?
シンにより、地球側の艦隊が全滅
少数精鋭の相手に大艦隊が全滅するというのは、前作でもあったな。
(ところで、対艦用に実体のある刀が有効となっている理由は何だろう?)
・シン・アスカとインパルス
●機体の運用方法が滅茶苦茶
周囲を囲まれ、いつ攻撃を受けるか分からない状態で、分離したまま出撃・合体
ミネルバ内で合体した状態で出撃できないのか?
エネルギー補給のタイミング
デュートリオンビーム*3により、一瞬でエネルギー補給できるならエネルギーを使い果たす前に、早目早目に補給すべき
(そうすれば、脚部の破損も防げたのでは)
フォースシルエットからソードシルエットに交換したが、交換後の使用済みユニットは?
破損した脚部は廃棄?(回収できる状況ではなかったようだが)
次の補給がいつになるか分からない状況では、補修用の部品のことをもっと考えるべき。
死を目前にして人格が変化 → 殺戮の嵐(何人死んだことだろう?)
前作で、キラ・ヤマトが同様の状態*4になった。
初期のキラよりも理性はあったようだ。*5
戦争により家族を奪われた怒りと悲しみにとらわれ続けてきた人間のはずなのだが...
(後で後悔する姿でも見られれば矛盾が和らぐが...)