第17話「心はいつも青空」



熱で倒れたルナのために、薬を探したり、栄養のつく食料を探したり、看病をしたりする仲間たちの姿。
その中で語られる、ルナとチャコの出合いとシャアラの過去。
なかなかいい話だった。
次回は、再び東の森に入るようなので、物語が大きく動き出す前の溜めの回なのだろう。


今回見直したのが、ハワードだ。
少年たちは、第13話でオオトカゲを一匹倒した。
生物である以上は、オオトカゲはその1匹だけではなく、他にも生息しているはずである。
13話とくらべて、家の周囲の守りが強化された様子もないし、警戒している様子も感じられなかった。
その中で、今回、あのハワードが、外出しようとする仲間にオオトカゲに注意するように声をかけているのである。
ちゃんと、危険な生物の存在を認識していたとは。
これで、日頃の軽率な行動がなくなれば、仲間たちがどれだけ助かることか。


ところで、オオトカゲへの防御は、今のままでは明らかに不充分なままである。
特に、湖側からの進入に対しては、何もない状態である。
(オオトカゲは泳ぐことができたし、前回のような巨大ザリガニの存在もある。)
これからのストーリーの中に、そのような場面があるのだろうか?