第21話「冬がやって来る」

雲の厚さが日に日に厚くなり、気温がどんどん下がっていく。
東の森の昆虫類(?)も、寒さのため動きが止まっていた。


東の森の遺跡を再訪するルナ・シンゴ・チャコ。
遺跡には入れず、遺跡のてっぺんから噴き出していた微粒子を持ち帰る。


木の葉が散り始め、食料もなかなか手に入らない。
防寒のためにシャトルのシートを持ち帰り、マントなどを作る。


ベル:「冬がやって来る」
「みんなの家」ではこれから来る冬を越せないと判断したベル。
  カオルの発見した洞窟を住居に改造することを主張する。
食糧確保を優先すべきというメノリと意見が対立。


ベルは、1人で洞窟を整備することに。
カオルも食料の提供など、陰で協力していた。


ベルのこだわりは、昔父親が同じように1人で寒波対策をして他の同僚を救ったことからきていた。
それを知ったルナも手伝うように。
完成の近づいた洞窟を見てメノリも同意し、みんなでベルを手伝う。


チャコの分析で、遺跡から出ていたのは赤外線反射物質ということが判明。
これからどんどん寒くなることが確実になる。


洞窟の整備が完成。同時に降り始める雪。



○この島はの生物は、低温に対応していない。
  基本的に亜熱帯の生物のようだ。
  ・植物
     ヤシ風の木・広葉樹風の木
     東の森の木は、シダ植物風か、裸子植物
  ・動物
     東の森の昆虫風の動物は、動きが止まっていたので変温動物。
        寒さを避けるための対策を何も取っていない。
           → このような寒さは初体験ということだろう。
     パグーは、体表に毛がはえていないようだ。
        → 保温性に難あり。また、体温を保つために多くの食料が必要。
  このまま寒さが強まり続ければ、全滅の恐れもありそうだ。


○冬の本当の恐ろしさ
  ・知っているのはベルだけ。
     みんなの安全のために理解されなくても自分の意志を貫こうとする。
        初期の自分に自信がなくハワードに追従していた姿がうそのようだ。
     父の背中を見て育ったベル。
        危機への勘の良さや実践的な知識も父親譲りのようだ。


  ・空調の効いたコロニーの生活などしか知らない者が大部分。
     シャアラ:「これが雪?きれいね。」
     無邪気にはしゃぐアダム。


○洞窟内は全体で1部屋のようだ。
  着替えなどの時には寒くなっても男子は洞窟の外に追い出される?
  「みんなの家」にあったトイレ・シャワーのような施設はあるのだろうか?
     洞窟の外に作れば、これから寒さが厳しくなった時に困りそうだ。
     洞窟内では、換気の問題がありそうだ。(特にトイレ)


○赤外線反射物質
  太陽からの放射熱がさえぎられるため、気温が低下していく。
     この島だけの問題だろうか?それとも、惑星全体の問題だろうか?
     19話の影響による、単なる遺跡の誤作動なのだろうか?
        宇宙からの脅威への対策の可能性はないだろうか?
           この惑星の太陽から急に強い放射が発生する前兆があり、アダムを守るために  とか。
  この物質がなくならない限りは、気温の上昇はなさそうだ。
     ということは、エンディングテーマの最後の写真の服装も当分先。


○このまま日が照らなくなれば、チャコのエネルギー補給はどうなるのだろうか?
  チャコの動力源は太陽電池だったような記憶がある。
     雲がさらに厚くなれば、昼でも暗くなり充電ができなくなるのではないか。
     節電モードになって、動きが遅くなったりするのだろうか?



○アダムの語いはかなり増えてきているようだ。


●ベルの様子を見に行き励ますのはシャアラだと思っていたのだが....
  最近ベルとの行動も全くないようだし、どんどん影が薄くなってきている....
  ハワードが「お姫様」と呼んでいたようだが、日頃どんな生活をしているのだろうか?


●ベルは、あれだけ何日も1人で作業しているのに...
  髪やひげなど全く伸びていない。
     手入れだけは欠かさないのか?
     まさか、まだ第2次性徴がない?